エイズ 蚊・ダニ

蚊やダニの血液で感染する?

しません。
蚊やダニが媒介する感染症も多いことから誤解されているようですが、
HIV感染者やエイズ患者から吸血した蚊やダニに刺されることによって、
HIVに感染することはありません。

そもそも、蚊やダニは、自分が吸血した血を次に吸血する人体に注入することができません。
また、蚊やダニを潰した際に、蚊やダニの血液が皮膚に付着したからといって、
皮膚からHIVが吸収されて感染することはあり得ません。
蚊やダニの血液が付着した部分に傷があったとしても、蚊やダニの血液程度では感染しません。
だから、HIV感染に関しては、安心していただいて結構です。

しかし、蚊やダニが媒介する感染症には、
重篤な症状を引き起こすものや重い後遺症を残すものもあるので、
HIVに感染する可能性がないからといって無防備にしていていいというわけではありませんので、
誤解のないようにしてください。
蚊やダニが媒介するウィルスや原虫、微生物は、正確には蚊やダニの血液にではなく、
唾液に含まれています。
ウィルスや原虫、微生物に感染している蚊やダニに刺されることで、
唾液の中のウィルスや原虫、微生物が血中に入り、それによって感染します。

弱いウィルスであれば、自己免疫力で重篤にならずに自然治癒する場合もありますが、
近年、アメリカを中心に感染の拡大を見せた西ナイルウィルスや、熱帯地方に多いマラリアなど、
罹患すると命に関わる感染症もありますから、注意が必要です。

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